2016年5月29日日曜日

魚が京にやってきた。

先日、友人に誘われるがままに鯨料理を食べる機会がありましたのでご紹介させていただきます。

http://r.gnavi.co.jp/a636504/

場所は海の匂いがあまりしない赤坂見附。近くには永田町、国会議事堂などが立ち並び、政治の都であるこの地にお店を構えている「まごの邸」に行ってまいりました。

三種の盛り合わせ 左から鯨のベーコン、ハツ、さえずり(舌)


はじめての鯨。いきなり生のハツが出てきてしまいこちらも肝を据えて口にしたのですが、ごま油がアクセントとなりまったく臭みも感じずにペロリといけてしまい、ベーコンの魚と肉を行き来する味、さえずりの肉厚もまた格別でした。

上赤身と本皮のお造り

赤身に脂が溶け合い、一瞬のうちに昇華するという体験をさせてくれる、
ちょっとしたドラッグといっても過言ではない代物で、ビールの一方通行が止まらなくなります。

竜田揚げ

鳥の時代は終わりました。全国の揚げ物屋さん、直ちに鯨だけを揚げてください。そう願わざるを得ないほどの肉厚の柔らかさを感じることができます。

上赤身のステーキ
もはや豚や牛の壁はない!
肉!肉!肉!の真打ち登場です。
最初の一口で一発heavenでございます。

今回はコース料理で注文したため、この後炊き込み御飯と鯨汁も出てきたのですが、ステーキの破壊力が強すぎたため、写真ございません、、、

鯨の肉は硬い、生臭いという給食で鯨を食べていた先輩方のお話を聞いていたため、本当に不味かったらどうしようと不安になっておりましたが、三種盛りの時点で鯨の虜と化しました。

鯨さん、願わくばもっと陸に上がってきて欲しいです。